支援者の皆様にお送りしました「道政短信」です。
新しい一年をお元気にお迎えのことと察します。
この一年、2度目の代表格質問、文教委員会、エネルギー特別委員会と絶えず質問に立つことができましたのも、皆様からのご意見、ご指摘によることも多く、感謝いたします。
この一年の課題をご報告しますと
- 少子高齢化の深まり、人口の減少問題がにわかにクローズアップしてきたこと。この後志管内も2040年には、凡そ6割程度に人工が減少するとの指摘がされており、地方のあり方を真剣に考える時期です。
- 地域医療が更に不安定になっています。地域存続の大きな要素の一つは一定の医療が地域で完結することと言われます。医師不足の解決や地域の中核病院の経営の安定は重要です。特に小樽市の周産期医療の拠点病院が新規の出産を6月から止める事態は一日も早く解決しなければなりません。
- エネルギーの問題も大きな課題です。2030年代の原発に頼らないエネルギー体制に向け、新エネの更なる促進と地域振興策を道としても急ぐべきです。同時に防災体制の充実と多様な避難路の確保、実効ある避難訓練など課題が山積みです。
- 管内どこの地域でも、「空店舗」が急増しています。地域の存続には、一定の商業圏が必要と言われます。地域の存続、地域の活性化のためにも対策が必要です。
- 教育現場の多忙化解消は喫緊の課題です。「ゆとり」のない現場に、「子どもと向き合う時間」の確保はできません。
これらを考えたとき、今年の活動は「地域の活性化、地域の再生、地域の発信」が大きなテーマになると考えています。今年も皆様の思いを実現するという初期の目標を新たに捉え返し頑張ってまいります。